アリス : Alice

アリス : Alice
Biography

アリス(Alice、ALICE)は、日本の音楽グループ。メンバーは、谷村新司 (ボーカル・ギター)
堀内孝雄 (ボーカル・ギター)、矢沢透 (ドラム)。フォークから歌謡曲、ロックまで幅広いジャンルのヒット曲を持つ。「今はもうだれも」「帰らざる日々」「冬の稲妻」「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」「秋止符」「狂った果実」等。

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アリス : Aliceのアルバム

発売日 タイトル 発売元 チャート最高順位
1 1972年9月5日 ALICE I 東芝音楽工業 -位
2 1973年6月5日 ALICE II 東芝EMI 93位
3 1973年12月25日 ALICE III 東芝EMI 34位
4 1975年5月5日 ALICE IV 東芝EMI 20位
5 1976年7月5日 ALICE V 東芝EMI 3位
6 1978年4月5日 ALICE VI 東芝EMI 1位
7 1979年6月5日 ALICE VII 東芝EMI 1位
8 1980年8月25日 ALICE VIII POLYSTAR 1位
9 1981年7月5日 ALICE IX 謀反 POLYSTAR 3位
10 1987年12月15日 ALICE X POLYSTAR 11位
11 2001年7月11日 ALICE 0001 ZETIMA 28位
12 2013年4月10日 ALICE XI ALICE 17位

アリス : Aliceの活躍

1971年12月25日、谷村と堀内で矢沢が合流することを前提に「アリス」を結成。翌1972年3月5日、シングル「走っておいで恋人よ」でデビュー。

プロデビュー当時はヒット曲に恵まれず、メンバー三人とマネージャーの合計四人で運搬できる楽器として、矢沢は本来ドラマーなのに手荷物として持ち運びが可能なコンガを持って、谷村、堀内のフォークギター二本とともにツアーやライブに明け暮れる毎日だった。1974年には年間303ステージという無茶苦茶な記録が残っている。

ツアーの成果と、谷村の『MBSヤングタウン』や文化放送『セイ!ヤング』のDJ、そして関西カレッジフォーク界で有名だった立命館大学と同志社大学のOB三人組ウッディ・ウーの「今はもうだれも」のカバーヒットを契機に、人気グループの一つになっていく。

1978年には日本人アーティストとして初めて日本武道館3日間公演を成功させるなど、一時代を築いた。

しかし谷村と堀内のソロ活動活発化とともに音楽の方向性の違いが顕在化して、1981年5月21日にアリスの活動停止を記者発表。北京・香港・バンコクの海外ツアーを含む最後の全国ツアーの後で1981年11月7日の後楽園球場のコンサート「アリス・ファイナル」を最後に活動停止した。

その後、何度か、再結成をへて、現在に至る。